Twitterで読んだ本のメモってるのまとめてみる
大したこと書いてないし流れるままでいいかなと思ってたんだけど、この間読んだ当時の感想が役に立つことがあったので。
マンガとか読んだこともたまーに書いてるけど、そっちは後で見直してもしゃーないのでまとめない。
あと、返信はわざわざ張らない。
2017年だけやたら多いのは読んだ量もあるけど、書く割合が増えたのもある。2018年のは一年終わってからまとめる。
2014年
実践Vim読了。最初ちょっとぬるすぎたかと不安になったものの、読み終わってみるとまだまだ知らないこといっぱいあってよかった。
— イカまがい (@xxmagai) 2014年6月3日
2016年
情熱プログラマー読了。
— イカまがい (@xxmagai) 2016年4月9日
情熱?なところあるし個人的な好みとも合わなかったが、最後まで読み通せる程度には楽しいし学ぶところもあった。
「はじめて学ぶ ソフトウェアのテスト技法」読了。開発者向けではない全般的なテストの知識が載っていた。深くは読み込めてないけど、いろいろ得るものがあった。テストの本の一冊目としては、なかなかよかったかも。次は開発者向けかつ TDD 系じゃないのを一冊読みたい。
— イカまがい (@xxmagai) 2016年4月20日
「SQLアンチパターン」読了。あるあるなアンチパターンに、実践的な対処法がついてるいい本だった。自分の知識レベルとマッチしたのかもしれないが、なかなか読み進めやすかった。後半や付録Aの正規化の話はまとまりがいまいちだったが、それ含めても総合的にはかなりよかった。
— イカまがい (@xxmagai) 2016年11月13日
2017年
「キラーストレス 心と体をどう守るか」読了。ストレスに対する現代的・科学的なアプローチがどんな感じかの概観。悪い本ではないが、だいぶあっさりめ。NHKの番組でやったネタがベースだし、こんなものか。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年1月9日
「レガシーソフトウェア改善ガイド」読了。レガシーなソフトウェアをどうにかする方法について、ちょっと薄くはあるがかなり網羅的に書かれていた。「リファクタリング」や「レガシーコード改善ガイド」よりだいぶ抽象より中の話で読み進めやすいので、レガシーなソフトウェアを扱うならまずこれかな。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年1月13日
「SMARTCUTS」読了。コツコツやるだけじゃなくて工夫しないと駄目だよ、成功者はその辺うまいことやってるよ、みたいな話? 検証ベースでなく経験ベース目。DHH の話とか出てくるのでプログラマには楽しいかも。割と聞いたことあるような方法論ばかりだけど、まとまってるし読みやすい。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年1月18日
「何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ」読了。脳科学の知見に基いた、習慣化ややる気についての話。いろんな研究ベースなので、経験ベースのものよりは信頼性がありそうだが、一部まだ怪しそうなネタが入ってくるのだけマイナス。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年1月30日
「屈折くん」読了。ファンは読んで損なし。感想はいろいろあるけどまとまらないのでなし。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年2月11日
「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」読了。チェックリストは結局手動で実行するプログラムなのでその有用性については今更。ただそれがどういう場面で、どういう風に有効なのかについては参考になった。コミュニケーションにも有用、というのは想定外。出てくる事例も興味深いいい本。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年2月13日
「NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 真理のことば」読了。上座部仏教でもない、より初期の本書に倣うと「釈迦の仏教」の話。薄くてかなり読みやすい本で、内容的には新鮮なところはなかったがまあまとまっていた。参考文献がいろいろ挙げられているので、その辺からまたなにか読みたい。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年2月26日
「入門 犯罪心理学」読了。タイトルから想像されるのと違い、エビデンスに基く最新の犯罪・更生に関する知識が詰まったすごい本だった。新書としての出来も素晴らしく、内容の割に相当読みやすい。犯罪について考えるなら、その前にとにかくこの本読んどけってレベルの本。超おすすめ。必読。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年2月28日
「パーフェクトソフトウェア テストにまつわる幻想」読了。哲学的な本で、なぜテストするのか、そもそもテストとはなんなのか、みたいなことが書かれていた。今までprivateなメソッドはテストすべきではない、みたいなこと聞く度に考えたり迷ったりしていたが、もうそれはなくなりそう。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年3月16日
「真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実」読了。信頼できる資料の少ない信繁の生涯を丁寧に追った本。前半は父親(真田昌幸)の話で後半が大阪の陣の話、な感じになってた。少ない資料から信繁の実像をミステリのように浮かび上がらせていくのは見事。今更だけど真田丸が見たくなった。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年3月18日
「達人プログラマー」読了。旧版。プログラミングに関するかなり広範な知識が、あまりまとまっていない雑多な形で載っていた。原著は1999年発行の古い本だが、具体的なツールの話など以外は古びていない。当時最新だっただろう知識が現在では基本的な知識に、みたいな部分はさすがに多いが。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年4月8日
「まつもとひろゆき 言語のしくみ」読了。楽しかった。プログラミング言語の開発を追体験しながら、プログラミング言語に必要なあれこれの技術をわかりやすくさらっと学べた。「動くまでが大変」「とにかく動くところまで持っていかないと」的な文章が何度も出てきたが、ほんとそれと思った。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年4月22日
「Selenium デザインパターン&ベストプラクティス」読了。Selenium を使ってWebアプリケーションをテストする方法について一から順を追って、具体的なコードで端的に説明してくれる本。かつ帯や監訳者まえがきにあるように、システムテストについての良著でもあった。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年4月27日
「入門Ansible」読了。個人出版なやつ。チュートリアル的な内容だけど、割と網羅性もある感じか。2014年に出た本なので対象バージョンがちょっと古い。Ansible に慣れる前に読んでもあまりピンとこなかったが、ある程度慣れてからおさらい的に読むとなかなかよかった。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年5月1日
「いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学」読了。*題の前半は内容とは無関係*。10年に1冊の最重要な本、必読。内容を簡単にまとめると、欠乏を感じているときに人は欠乏しているものに対してばかり気を取られ、ほかのことが手につかなくなる、ということについての話、かな。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年5月26日
「無気力なのにはワケがある 心理学が導く克服のヒント」読了。副題にある「克服のヒント」はあまり期待しない方がいいかな。学習性無力感の話。研究・実験の引用が主な感じで本としては読みやすいが面白さはそんなにない。ただ、紹介されている内容自体がかなり興味深い。またいろいろ調べてみたい。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年7月4日
「サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠」読了。専門性の深化によってほかの専門とのコミュニケーション不全になるみたいな問題に関する話。面白いし、内容もよかったが、元々社会から切り離されて生きているような自分にはぴんとこない部分もあった。あと表紙はもうちょっとなんとかならんかったの
— イカまがい (@xxmagai) 2017年8月1日
「トンネラーの法則」読了。アレな題名だが中身も割とアレなんでアレ。逆境から抜け出せる人と抜け出せない人はどう違うかみたいな話で、一応研究ベースな感じなんだけどどうも恣意的な引用になってる部分があるように見える。書き方も自己啓発系の本みたいなノリだし。そこまで酷い本でもないけど、
— イカまがい (@xxmagai) 2017年8月10日
「反応しない練習」読了。ブッダの教えをベースに、いろいろつらいのは外からの刺激に無駄に反応するからで、そうしないようにすれば楽になれる、みたいな内容の本。自己啓発系。すぐキレるのをなんとかしたくて読んでみて、自分としてはいろいろ考えさせられるところもあったが、人に薦めるほどでは。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年8月16日
「任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代」読了。横井軍平の伝記に近い話で、「枯れた技術の水平思考」に関してはおまけ程度。横井軍平は好きなのでまあ楽しめた。GUNPEY久々にやりたくなったけどあれ今プレイするならなにでやればいいの?
— イカまがい (@xxmagai) 2017年8月18日
「百合のリアル 増補版」読了。百合とあるがLGBTとかそれ系に関する軽めの読み物。ただ実質はさらにもうちょっと違って、自己認識・自己同一性の話のように感じた。その辺いろいろ共感するところがあった。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年8月31日
「仕事・お金・依存症・ダイエット・人間関係 自分を見違えるほど変える技術 チェンジ・エニシング」読了。アレなタイトルからわかるように中身もちょっとアレだけど、思ったよりアレではなかった。一部短絡的な決め付けに感じる個所はあったが全体的にはエビデンスと経験に基いてる感じ。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年9月5日
「闇ネットの住人たち」読了。闇ネットと書いてダークネットと読む。とにかく楽しかった。終わった後、もっと読みたかった気分になる本だった。いちばん興味があるのが1章の「荒らし」の話だったので1章終えた後その後が心配だったが、けっきょく最後までずっと楽しんで読めた。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年9月7日
「バットを倒しにアフリカへ」読了。Twitterでも一時期冒頭ページが話題になってた本。なかなか面白かった。ずっとのんびりアフリカ研究ライフかと思いきや、最後盛り上がってくる。研究内容についての話が少ないので、最新の研究成果をまとめた次の本を期待。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年9月10日
「熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理」読了。途中までは坦々と読んだが、終盤はなかなか楽しく読めた。プロジェクトのリスク管理のための1冊目としていい感じじゃないかな。個人的にはこれだけで満足で、2冊目の必要は感じない。ぜんぶは無理でも、少しずつリスク管理していかなきゃな。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年9月24日
「誰も語りたがらない 鉄道の裏面史」読了。軽い読み物。事故・事件系は知っている話が多かったが、事故に至る流れなんかはかなりわかりやすく書かれていてよかった。国鉄関係の話はほとんど知らない話でこれも楽しかった。軽い読み物だが、けっこうしっかり書かれていた。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年10月11日
「朱子学と陽明学 (小島毅)」読了。風雲児たちを一気読みした後、関係のあるネタの本を読みたいと積読から引っ張り出してきた。基礎的・網羅的な内容かと思ったら、前書きにもあるように「思想文化史」的な内容で、朱子学・陽明学自身というより外から見ての動きの話だった。
— イカまがい (@xxmagai) 2017年10月15日