デブサミ2018関西行ってきたのでセッションの感想など

ほんのり暇だった時期に、Twitterでフォローしてる人の登壇するよツイートで開催を知ったので、会場が市内ということもあり行ってみることに。参加を決めたときにはまさかまだ暇なままだとは思ってもいなかったが……仕事ー。

セッションの感想

【C-1】Mackerelの200週連続リリースの舞台裏とこれから

はてなの人によるMackerel(スペルが覚えられない)のリリース関係の話。なんだけど、それよりもはてな開発プロセスのホワイトさに目が行った。

時間かけて実装する機能にかける時間が、週あたり2日分(丸1日+半日*2)という話がなんとも興味深かった。

"マネージャーの最も大切な仕事 95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力" って本に、進捗があることが生産性につながるから、マネージャーは管理対象の進捗をサポートすればいいよ、みたいなことが書かれてるんだけど、はてなはそれ自然にできてるっぽいなあ、とか。

毎週のリリース自体があきらかに目に見える「進捗」だし。

【B-2】B2Bクラウドサービスをゼロから立ち上げて、利用社数が1000社を超えるまでの道のり(仮)

Re:lation という問い合わせ管理ツールの立ち上げの話。

「利用社数が1000社を超えるまでの道のり」ってあたりを聞きたかったんだが残念ながらその辺の、なんというかグロースハック? 的な話はかなり薄めだった。

話の内容よりもこのサービス自体の方がちょっと気になってたり。

【A-3】今日から始める機械学習はてなの事例〜

意図せずまたはてな機械学習っていっても簡単なのもあるんだよー、的な話。よく考えると俺も簡単なクラスタリングをライブラリ使って仕事で使うくらいはしたことあった。

データの質とか>アルゴリズムとかあたりの話も興味深かった。あとKaggleとか。

【B-4】意外と知らない?!GitHubの新機能を紹介します

GitHub...に限らずGitHub Enterpriseとかなんかクラウドのやつ(名前忘れた)とかも含めた新機能とかの話。

知っておきたいところは大体知ってたし、ちょっと自分の求める方向性と違ってた。

【B-5】農家と流通業者のタッチポイントにLINE Botを導入した話

途中まで気付かなかったんだけどこれと次の話の2セッションを1つの枠でやる、ということだった。

会話にしてコミュニケーションしやすく、からでもこの場合はフォームの方がけっきょくやりやすい、という流れは面白かった。

最近アナログな業種でも、代替わりとかによってデジタル化~、的な話が割とあってその辺に近い話かなあと思ってたが微妙に違った。

【B-5】新技術で未来の扉を開け! - Node-REDの環境構築と社内導入 -

Node-REDというNode.jsベースの、IoT向け? のビジュアルプログラミング環境の話。面白かったが、もうちょっと具体的な事例が欲しかったかな。割とどのセッションでもそうだけど。

【B-6】東京本社よりも地方開発拠点を活性化させるコツ!!!!

リアルタイムでツイートしたけど、SansanもEightもさっぱり知らなかった、が、割と使われてるのな。会場で使ってる人挙手したときに3分の1弱くらいいたんじゃなかろうか。

話の内容としては、これもまた働き方に向いた話。

こういう話楽しいけど、最近は聞いてると、一人で働くのも限界あるかなー、みたいなことばかり考えてしまう。

かといって、普通の会社勤めとか今更できる自信もなく。

【B-7】勝てる「開発プロセス」の作り方 ―そのプロジェクト計画、本当に成功を確信して書いていますか?

プロジェクトを成功させるために、開発の状況を実現性トライアングルにあてはめて、適切なバランスで進んでいるかを測る、的な話。

内容もさることながら話もうまいし、いいセッションだった。のだが、この時間になるとだいぶ疲労が溜まっておりあまりちゃんと話を聞けなかった。残念……。

セッション以外の感想

企業主催ということもあってか、スーツ姿の人多くてびっくり。メモ取ってるっぽい人が多い反面、Twitterにつぶやいてる人は少ないっぽいなあとか。

参加者多くてびっくり。男子トイレばかりこんなに混んでるイベント初めて見た。懇親会で実行委員の人が言ってたけど、次は会場変わるかも、ってのもまあそうだよなあ、という感じ。